約1年半振りぐらいのJCRC。
気軽に出られるレースとしていつまでも運営して頂いているのは本当にありがたい事です。

秋の群馬は距離が長く102km。

群馬でレースをするなら丁度良い距離。

長過ぎると中弛みするし、短過ぎると全員の鬼ごっこ状態になる。

プロのようにチームが機能すると違うのですがね。

まあそれも草レースの良いところ。


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スタートラインにはズラッと山中湖チームが並ぶ。

今日のキーになるでしょう。


スタートしてすぐに数人が抜け出していく。

やはり山中湖チームが入っていた。

後ろにいたので動けず、暫し集団待機。

速めのペース集団を動かして展開していきたいところ。

山中湖チームのチームプレーが機能していてマークが必ず入る。


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前の2人逃げを追って途中で抜け出すも集団で追われて降り出しに。

やはり各逃げには山中湖チームが入りローテがギクシャクする。


それに集団の警戒が激しくて簡単には逃げられそうもない。

前の2人逃げは1人が力尽きて単独になったようだ。

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前半に良い走りをした福田さん。


追う必要も無くなり、無駄な動きをせずに集団前方でチャンスを伺う。

意味の無いアタックは無視をしてタイミングを計る。

 ホームを過ぎた長い下りでペースが上がる。

そのまま下り切ってもハイペース。

チャンス到来。

旧リフト坂から先頭に出てアタック。

一気に集団を引き離す。

長く伸びた集団からのアタックは追いかけ難い。

更に最期の登りで引き離しを仕上げる。

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3人逃げ成功。

鈴木さんと山中湖の山之内さん。

山中湖チームが入っていると追いが緩くなる。

鈴木さんは恐らく集団で一番足がありそうだった。

決まったかな。

ハイペースでローテを繰り返す。

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誤算はすぐに山之内さんが牽けなくなってしまった事。

残り50kmを鈴木さんと2人ローテ。

山之内さんは山中湖チームなので切らずに付いて来させる。

追い集団が出来たようで1分差で来ているとの情報。

2人なのでやや部が悪いがペースを緩めてないので簡単には追いつけないだろう。

追い付ける実力があるメンバーなら更にレースは面白くなる。

そのうちにホーム折り返しで成毛を含む数名の集団とすれ違う。

ここですれ違うとタイム差はやや2分。

まず追い付かれる事は無いだろう。

今思うとここで3人勝負に気持ちを切り替えれば良かった。

更に引き離すために踏む続ける。

残り3周の登りで軽くダンシングでペースを上げる。

山之内さんが切れて2人に。

ラスト周回。

勝負をせずにホームからリフト坂前まで牽き続けてしまった。

まるで練習のように。

先頭交代のタイミングでアタックされる。

いやそうだよね…

あっさり差が広がりゲームオーバー。

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最後を無駄にしてしまったレース。

ひとつひとつのレースを大切にしていかなければ。



ここ数年で最速のゴールタイムだったようです。