一年に一度。
 
この日がやってきた。
 
練習している時の感じは悪くは無く、不安要素はレースに出ていないという事だけだった。
 
何とかなるでしょ!
 
イメージ 1
 
 
気合を入れて、緊張している風の雰囲気を出してみた。
(雨は嫌だなぁ・・って考えたんだけど)
 
ローリング後にスタートが切られた。
 
何人かが逃げを打っているが集団はスピードを緩めずに突き進む。
 
11Tトップを付けてきて良かった。
 
緩やかな農道の下りは時速70km激踏み区間なので。(70kmでもこげるんですね)
 
上りに入って集団の先頭に上がる。
 
後ろは色々とリスキーなので。
 
上り中腹付近で武井選手がアタック。
 
数人が逃げていく。
 
余力もあり良い位置にいた私は悩んだ、乗るか乗らないべきか?(200km以上だし・・)
 
するともう一便発車。(最終便・・どうする、どうする)
 
乗れば必要以上の強弱ペースからは開放される、でも200km。
 
優柔不断で乗らなかった。
 
後で後悔する事になった。
 
すぐはペースが落ちなかったが暫くして落ち着いた。
 
次の上りの中腹で別府選手が動いた。
 
集団は追走で一気にペースが上がる。
 
私も問題無く対応できる。(上りは大丈夫だ)
 
平坦はペースが緩む。
 
そして次の上りでも別府選手が先頭。
 
3番手にいた私は正直きつかった。
 
しかし別府選手は余裕の顔。(もう鼻呼吸だよ・・)
 
ここでこの日は赤信号だと悟った。
 
続く。