悩ましい物に出会ってしまった。
スーパーシックスEVO。
恐らく私が今までに乗った自転車の中でも一番良いと思う。

現在のスーパーシックスよりかなり細いチュービング。
エアロ形状でもなく丸チューブ。
え、これが新型なのって思う方も多いかもしれない。
でもこれがキャノンデールが出したすべての答え。
私もこれが正解だと思っている。
丸チューブでありながら細くする。
細くすることにより空気抵抗を減らす。
丸チューブの自然な走行フィーリングを確保する事が出来る。
横に硬く、縦にしなる、そして強度もあるバリスティック構造。(永久保障だし)
乗り心地を飛躍的に良くしたSAVEステー。

まあ、とにかく変わったのだ。
軽い軽いと言われているがこの自転車の良さやアピールポイントにおいて軽さは一番最後でもいいと思っている。
1番は下りの安定性能。
もはや下り番長。
2番は上りのダンシングのリズムの取りやすさ。
何時までも上っていたいと思わせる。
3番はダッシュの良さ。
自然にペダリングすればOK。
ねじるように踏まないことがコツ!
4番はブレーキング。
マジって思うほどたわまず止まれる。
5番に乗り心地。
抜群にではなく程よく良い。
この程よくがポイントなのだと思う。
良過ぎると走りに欠点が出てしまうのだろう。
何故そう思ったのかといえばもっと乗り心地が良いモデルがあったのでもっとが出来ないとは思えないので。
自然な乗り味は丸チューブの恩恵だろう。
本当に自然に走ってくれる。

細いチュービングだがトップチューブ先端は横にかなり膨らんでいる。(SL4と共通してますね)
本当にヘッド周りとフォークの出来が素晴しい。
世界最高峰のフォークだと思います。

よく言われることですが何故?ワイヤー内臓でないか。
DI2ユーザーが増えたといっても9割以上がまだワイヤー式を使用している。
カンパやスラムユーザーは100%。
内蔵式はワイヤーユーザーには不便極まりない。
よってあえての外出し。
レーサー仕様です!
ついにキャノンデールも本気を出してきたみたいです。
